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エルメスのバーキンはなぜ高い?価格高騰の理由と資産価値を解説

エルメスのバーキンはなぜ高い?価格高騰の理由と資産価値を解説
小林洋行com 金買取・ブランド買取コラム編集部
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1913年(大正2年)創業の「小林洋行グループ(東証上場)」が金融・商品市場に携わる中で培ってきた知見と、小林洋行コミュニケーションズのWebマーケティング・SEOのノウハウを活かし、金買取やブランド品の買取に関する情報を発信しています。

金相場や買取価格の動向、買取店のサービス・手数料・査定方法などを調査・比較し、読者の皆様が大切な資産を安心して売却できるよう、正確性・客観性・実用性を重視した情報提供を目指しています。

バーキンが高い理由は、単にエルメスというブランドの知名度だけではありません。

熟練職人による手作業、高品質なレザー、限られた生産数、世界的な需要など、さまざまな要素が価格を支えています。

また、正規店の定価が上昇しているだけでなく、中古市場でも定価を上回る価格で取引されるケースがあります。

そこで本記事では、バーキンが高い理由を5つに分けて詳しく解説します。

バーキンがなぜこれほどまでに高額なのか、その背景を知りたい方はぜひ参考にしてください。

この度、小林洋行コミュニケーションズがリユース経済新聞に掲載されました!
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目次

バーキンの価格はなぜここまで高い?まず定価と市場価格を確認

バーキンの価格はなぜここまで高い?まず定価と市場価格を確認

バーキンの価格を理解するうえで、まず知っておきたいのが「正規店の定価」と「実際に取引される市場価格」の2つです。

ここでは、年々上昇を続ける定価の実態と、定価を上回るプレミア価格での取引状況を、それぞれ確認していきましょう。

年々上昇を続けるバーキンの正規店定価

バーキンの定価が上がり続けている背景には、原材料費や人件費の高騰、そして記録的な円安といった複数の要因が重なっています。

素材にこだわり、一つひとつを職人の手作りで生産しているバーキンは、インフレによる原材料や人件費の高騰の影響を受け、現在も定期的な値上げがされています。

推移を見ると、「バーキン25(トゴ)」は、その値上がりの激しさがよくわかります。

価格改定バーキン25(トゴ)の定価(税込)
2021年3月改定後1,276,000円
2022年2月改定後1,331,000円
2023年1月改定後1,474,000円
2024年2月改定後1,738,000円
2025年2月改定後1,881,000円
2026年2月改定後2,013,000円

いずれの素材も5年前と比べると約150%~160%にまで上昇しています。

このように、バーキンの定価はここ数年で1.5倍以上に跳ね上がっており、今後も上昇が続くと予測されています。

定価をはるかに上回る「プレミア価格」での取引実態

バーキンは、正規店の定価そのものが高額であるにもかかわらず、中古品や新品未使用品の多くが市場では定価を大きく上回る価格で取引されています。

これは、流通量の少なさと、それを上回る強い需要が反映された結果と言えるでしょう。

たとえば、需要が集中するバーキン25や30では、定価と中古相場の逆転現象が起きています。

  • バーキン25のトゴ×ブラックの中古相場中央値は、2026年6月時点で約180〜220万円で、定価を上回るプレミアム価格が続いています
  • バーキン30(トリヨンクレマンス)の定価は2,057,000円ですが、中古市場では2,300,000円程度で販売されることがあります

とくに人気のブラックやエトゥープなどの色は、未使用品で300万円を超える買取価格が提示されることもあります。

つまりバーキンは、正規店で買っても中古で買っても高額になる、極めて希少性の高いバッグなのです。

エルメスのバーキンが高い5つの理由

エルメスのバーキンが高い5つの理由

バーキンの価格が高いのには、はっきりとした理由があります。

単なるブランドの知名度だけではなく、製造工程や素材、供給の仕組みまで、あらゆる要素が価格を支えているのです。

一流職人による手作業で仕上げられている

バーキンが高額である最大の理由は、一流の熟練職人による手作業で仕上げられている点にあります。

大量生産される工業製品とは根本的に異なり、一つひとつが人の手で丁寧に作られているのです。

エルメスでは1つのバッグを最初から最後まで、一人の職人が責任を持って仕上げるというこだわりを貫いており、製作には数十時間もの時間を要します。

製造工程
  • 一人の熟練職人が裁断から縫製、仕上げまですべての工程を一貫して手作業で担当し、1個あたり最低でも18時間以上を要する
  • 手縫いには「サドルステッチ」と呼ばれる馬具由来の技法が使われ、片方の糸が切れてもほつれない構造になっている
  • 各職人が手掛けるバッグには製作者のサインが刻まれ、品質と独自性が保証される

職人が時間をかけて仕上げる背景が、高い価格に見合う価値を生み出しています。

希少性の高い上質なレザーを使用している

バーキンには、世界中から厳選された希少性の高い上質なレザーが使われています。

素材そのものの質が価格に直結しているため、高額になるのは当然とも言えるでしょう。

バーキンには、世界最高峰のタンナー(デュプイ社やアノネイ社など)から供給されるレザーのうち、上位数パーセントの最上級品のみが使用されます。

素材名特徴
トゴ型押し加工で傷や擦れに強く、日常使いに適している
トリヨンクレマンス雄の成牛の革で、やわらかく優しい質感がある
エプソン型押しレザーで型崩れしにくく美しさを保ちやすい
クロコダイルエキゾチックレザーの代表格で、極めて希少性が高い

厳格な基準をくぐり抜けた革だけが使われるからこそ、バーキンは何十年も使える耐久性と美しさを両立できるのです。

革の調達から品質管理まで徹底している

バーキンが高額な理由の一つに、素材の調達から完成に至るまでの徹底した品質管理が挙げられます。

一切の妥協を許さない管理体制が、価格にも反映されています。

使用されるのは、厳選された最高級のレザーで、素材の質感や色合い、耐久性に至るまで徹底して管理されているのが特徴です。

エルメスならではのこだわり
  • 創業当初から自社一貫生産で製造・販売しており、生粋の熟練職人の手作業によって製品が作られている
  • 皮から革へ加工する卸売業者(タンナー)から仕入れ、最高品質の革だけを厳選している
  • 品質管理を徹底することで、生産数はごく限られたものになっている

原材料の段階から完成品まで妥協を許さない徹底した管理体制が、確かな品質の証です。

その徹底した管理体制が、結果として価格にも反映されているのです。

生産数が限られており簡単には購入できない

バーキンは生産数が限られており、簡単には購入できないことも価格を押し上げる大きな要因です。

需要に対して供給が圧倒的に少ないため、希少価値がさらに高まっているのです。

バーキンは一人の熟練職人が全工程を手作業で製作する「アトリエ制度」を採用しているため、大量生産は物理的に不可能で、現在でも入手困難な状況が続いています。

生産数が限られる理由
  • 一人の職人が一貫して手作業で製作するため、短期間に大量に作れない
  • 職人の育成にも数年単位の時間がかかる
  • 厳しい品質基準を満たしたものだけが出荷される

限られた生産数に対して世界中から高い需要が寄せられているため、常に供給不足の状態となり、価格が高い水準で維持されています。

世界中に安定した需要がある

一部の地域だけでなく、グローバルに支持されているため需要が途切れることがなく、正規店では入荷してもすぐに売り切れてしまう状態が続いています。

世界的な需要を支えている背景
  • 国内外のセレブリティや富裕層から絶大な支持を受けている
  • ブランドのシンボルとしての知名度が飛び抜けて高い
  • 円安の影響で、海外からの購入需要も高まっている

需要に供給が追いついていないため、資産価値が高いまま推移しているのです。

世界的な需要が絶えないという事実が、価格の高水準な維持と高騰を裏付けています。

世界中を熱狂させるバーキンの魅力

世界中を熱狂させるバーキンの魅力

これほどまでに世界中の人を惹きつけるバーキンには、価格の高さを超える確かな魅力があります。

単なる高級バッグではなく、選ぶ楽しさ、使う満足感、そして持ち続ける価値までを兼ね備えているのです。

ここでは、バーキンが多くの人を熱狂させる4つの魅力を紹介していきます。

豊富な素材・カラー・サイズから選べる

バーキンの大きな魅力の一つは、豊富な素材・カラー・サイズの組み合わせから、自分だけの一点を選べることにあります。

同じバーキンでも、選ぶ仕様によってまったく違う表情を見せてくれるのです。

バーキンは素材やサイズ、金具の種類によって定価が変わり、その組み合わせは無数に存在します。

要素詳細
サイズ25・30・35・40(cm)
素材トゴ、トリヨンクレマンス、エプソン、クロコダイルなど
カラーノワール(黒)、エトゥープ、ゴールドなどの定番色ほか多数
金具シルバー(パラジウム)、ゴールド

近年は、小さめのバッグがトレンドで、定価がもっとも安く小型のバーキン25が一番人気となっています。

これだけ多彩な組み合わせがあるからこそ、自分のライフスタイルや好みにぴったり合う一点を見つける楽しさが生まれるのです。

一流職人の技術が詰まった高い品質

バーキンの魅力は、見た目の美しさだけでなく、一流職人の技術が詰まった高い品質にもあります。

厳格な選定基準と職人の技術によって生み出される高い耐久性こそが、バーキンが「一生もの」と呼ばれ、世代を超えて受け継がれる理由です。

高い品質を支えているのは、次のような要素です。

  • 熟練職人が一貫して手作業で仕上げる「一貫制作方式」
  • 万が一片方の糸が切れてもほつれないサドルステッチの縫製
  • 傷や擦れに強い型押しレザーなど、実用性の高い素材選び

さらに、エルメスには「リペア(お直し)」のサービスがあり、正規店でメンテナンスを受けることで、美しい状態を取り戻し、資産価値を高く維持しやすくなります。

購入して終わりではなく、修理を重ねながら長く愛用できる手厚いサポート体制も、バーキンの品質への信頼を高めているのです。

時代に左右されにくい洗練されたデザイン

バーキンは、時代に左右されにくい洗練されたデザインを備えている点も大きな魅力です。

流行の移り変わりに影響されないため、何年経っても古さを感じさせません。

バーキンが登場してから数十年、その形はほとんど変わっていません。

トレンドに左右されることがないため、20年前の個体であっても、状態が良ければ最新モデルに匹敵する価格で取引されます。

シンプルで洗練されたデザインは時代を超えて支持されており、流行に左右されることなく使い続けられる魅力があります。

時代に左右されない普遍的な魅力が、世代を超えて選ばれる理由と言えます。

中古市場でも高い資産価値が期待できる

バーキンは、中古市場でも高い資産価値が期待できることも、他のバッグにはない大きな魅力です。

使った後でも価値が下がりにくく、むしろ購入価格を上回るケースもあります。

エルメスのバーキンは他のハイブランドバッグと比べ、リユース市場で非常に高い価値をもつことで知られています。

他ブランドのバッグであれば、買取額が高くても定価の80%前後、一般的なものでは3〜5割程度まで下がることがほとんどです。

バーキンの資産価値の高さ
  • 新品であれば、色や素材に関係なく定価以下にはなりにくい
  • 条件次第で定価の1.1〜1.8倍の買取価格になることも珍しくない
  • 人気のサイズやカラー、状態の良い個体ほど高値がつきやすい

こうした特性から、バーキンは「使いながら価値を維持できる」数少ないバッグとして、多くの人に選ばれているのです。

バーキンの「資産価値」が落ちない理由

バーキンが「資産」として扱われるのは、その価値が長期にわたって落ちにくいからです。

一般的なバッグは購入した瞬間から価値が下がっていきますが、バーキンはその常識が当てはまりません。

その理由は、需要と供給のバランス、そしてブランドの価格戦略にあります。

バーキンは1984年の誕生以来、40年以上にわたって定価が下がったことは一度もなく、市場価格は上昇を続けています。

価値が落ちない理由

理由内容
入手困難性正規店で定価購入することが極めて難しく、中古市場に需要が流れる
定価の上昇定価改定が続き、過去に買ったバーキンの価値も底上げされる
流行に左右されないデザインが普遍的で、古い個体でも高値で取引される
世界的な需要グローバルに人気があり、需要が供給を上回り続けている

エルメスは安易なセールや値引きを一切行わず、価格を高く維持すること自体がブランドの格付けとなり、所有するステータス性をさらに高めています。

こうした複数の要因が重なることで、バーキンは持っているだけで価値が保たれる、稀有な存在となっているのです。

バーキンはなぜ買えない?店舗で売ってくれない理由と販売方針

「お金を出しても買えない」という点も、バーキンが特別なバッグである証です。

正規店に行っても、希望すればすぐに手に入るわけではありません。

その背景には、エルメスならではの特有の販売方針があります。

エルメスのバーキンは、希少性の高さと独自の販売方針により、直営店では簡単に買えないバッグです。

店舗で売ってくれない主な理由
  • ひとつの製品を20時間以上かけて作るため販売数が少なく、需要に供給が追い付いていない
  • 高いリセールバリューから転売目的で購入されることが多く、店側が警戒している
  • バーキンはオンラインには一切出品されず、店舗のみの販売とされている

さらに、エルメスには独自の購入ルールが存在します。

バーキンを含むエルメスの人気バッグは、1人あたり年間(1月〜12月)2点までの購入制限が設けられています。

また、長期にわたって多くの商品を購入している顧客を優先してバーキンを販売するという説もあり、購入実績のある顧客ほど希少なバーキンを手に入れやすいとされています。

お金を払えば誰でも買えるわけではないという独自の仕組みが、結果として希少価値をさらに押し上げています。

バーキンを買える人はどんな人?年収の目安と「本当のお金持ち」の噂

一般的に、バーキンを無理なく購入できる年収の目安は次のように言われています。

年収の目安購入のしやすさ
400〜500万円程度貯蓄や周到な準備期間が必要で、入手は困難
1,000万円以上エルメス製品を購入する層として多い水準
3,000万円以上生活や貯金に余裕を持って購入できる目安

一般的に、バーキンを購入できる人の年収は3,000万円以上と言われ、この層であれば生活に十分なゆとりがあるため、嗜好品として購入することが可能です。

購入している人の職業には、医師や弁護士、不動産や保険などの専門職、企業の役員クラス、起業家や投資家など、年収に上限がない職業の人が多いです。

一方で、「本当のお金持ちはバーキンを買わない」という言葉もあり、富裕層の中には数多く所有する人もいれば、まったく興味を示さない人もいます。

つまり、バーキンを持つかどうかは年収だけで決まるものではなく、そのバッグに特別な価値を見出せるかどうかが大きなポイントと言えるでしょう。

まとめ

バーキンが高い理由は、エルメスというブランドの知名度だけではなく、熟練職人による手作業や厳選されたレザー、限られた生産数、世界的な需要など、さまざまな要素が重なっているためです。

また、正規店の定価が上昇しているだけでなく、中古市場でも高い価格で取引されるなど、資産価値の高さもバーキンならではの特徴といえます。

今回紹介したバーキンの価格や高い理由を参考に、購入を検討する際は定価だけでなく、素材・サイズ・カラー・状態・市場価格なども確認してみましょう。

売却を考えている場合は、複数の買取店で査定額を比較することも大切です。

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1913年(大正2年)創業の「小林洋行グループ(東証上場)」が金融・商品市場に携わる中で培ってきた知見と、小林洋行コミュニケーションズのWebマーケティング・SEOのノウハウを活かし、金買取やブランド品の買取に関する情報を発信しています。

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