Webマガジン 第220号  

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<WebマガジンSignalNow> 2023年1月15日・第220号
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(1)命を守る防災コラム 第166回
   東日本大震災を上回る「超過死亡」について
(2)100年前の関東大震災から学び、将来の災害に備えよう!
(3)12月の地震活動及び火山活動について
(4)12月の地殻変動

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(1)命を守る防災コラム 第166回
   東日本大震災を上回る「超過死亡」について
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昨年、「プレジデントONLINE12月16日号」の「元厚労省官僚・田口 勇 氏」による実名
の告発記事(以下「当該記事」という)をお読みになったでしょうか。

東日本大震災を上回る「超過死亡」と「ワクチン接種」の因果関係を指摘した記事です。

実際に、厚生労働省でキャリア官僚として働いていた職員の実名による告発は大きなイン
パクトがあり、信憑性も高く感じられた方も多かったのではないでしょうか。

「医療災害」の観点から、「命を守る防災コラム」として今号は、昨年の東日本大震災を
上回る「超過死亡」について取り上げます。

[参考] 元厚労省官僚が警鐘「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」
政府やマスコミが黙り込む "不都合な真実"
https://president.jp/articles/-/63781

1.「超過死亡」とは

そもそも「超過死亡」とは、前年比に対して「予測値に対する増加分の死亡者数」のこと
です。

これは例えば「東日本大震災」では、前年比に対して「2011年の1年間で、約5万5千
人」という「超過死亡が生じた」ということになります。

ところが「2021年の国内の死亡数」は、前年より約6万7千人も増えて、東日本大震災
をも上回る戦後最大の死者数となったのです。

東日本大震災を上回る死者数というのは大変な事態なわけですが、なぜかメディア等は大
きく取り上げず、昨年の「当該記事」にあるとおり「政府やマスコミが黙り込む "不都合
な真実"」となっています。

2.ワクチン接種との相関について

まず、季節性インフルエンザワクチン接種後の死亡者数は、延べ約1億人が接種して10
人程度です。

一方で、新型コロナワクチン接種後の死亡者数は、厚生労働省が正式に認めたものだけで
1800人以上であり、これだけでも「危険なワクチン」であることがわかります。

しかし、それ以外の死亡については「因果関係が判然としない」として、認めていません。

厚生労働省が「ワクチン接種による死亡者数」として「1855人(2022年11月現在)」を
公表しておきながら、ワクチン接種被害者として「被害救済制度」に適用認定・補償され
たのは20人に過ぎません。

そして今なお、多くの国民がワクチン被害に苦しんでいます。

超過死亡ですが、高齢化が進んだ日本では毎年、死亡者数が増加しているものの、月平均
で1500?2000人程度です。

2022年2月の前年比では、高齢化で1500?2000人程度、新型コロナが直接的な原因で死
亡した人は約4000人の増加、自殺者数は横ばい程度なので、これ以外の原因で、死者が
1万7千人以上も増えたことになります。

東日本大震災による直接的な死者数は、約1万6千人です。

残る原因として考えられるのは「新型コロナワクチンの接種」ぐらいであり、2022年2?
3月は、ワクチンの3回目接種が本格化した時期であると「当該記事」が指摘しています。

人口動態統計では「2022年8月」も前年より死者が激増し、これも同じく「4回目接
種」が行われた時期であり、相関が疑われると指摘しています。

3.「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会について

このような事態を受け、昨年の11月25日(金)、衆議院第一議員会館で上記の勉強会が開
かれました。

ここで、京都大学名誉教授・一般財団法人 LHS研究所 福島 雅典 代表理事と、一般財団
法人 LHS研究所 菊池 貴幸 メディカルR&D事業部長より、具体的な統計、数値、事例等
が示され、懸念される因果関係が示されました。

最後の「まとめ:国として何をなすべきか?」として、

A. 厚労省に報告のあったワクチン接種後死亡者の全例調査
B.ワクチン接種後の死亡例全国調査
C.ワクチン接種後の副反応によると考えられる健康被害全国全例調査
D.予防接種法に基づく速やかな被害者救済認定、補償
E.科学的根拠の希薄な反復ワクチン接種奨励は直ちに中止

が提言されています。

にもかかわらず、一向に実行されていません。

[参考] 「ワクチン接種と接種後死亡の因果関係ならびに健康被害について
https://www.lhsi.jp/docs/20221125_COVID19VaccinationStudySession.pdf

4.政府が認めたワクチン統計のミスについて

厚生労働省は、「年金記録問題」や「統計不正問題」に続き、新型コロナワクチンでも
「未接種陽性者水増し問題」を引き起こしました。

これは、厚労省が新型コロナのPCR検査の陽性者について、新型コロナワクチンを打って
いても接種歴が未記入の場合、「未接種」としてカウントしていた問題です。

そのため「ワクチン未接種の陽性者数」が実際よりも増えて、未接種者の陽性率も高く
なっていたことが発覚しました。

厚労省が修正を行ったところ、陽性率は「未接種者よりも接種者のほうが高い」という結
果に逆転したわけです。

5.新型コロナウイルス「mRNAワクチン」による皮膚障害を含む様々な副作用について

表題の高知大学医学部皮膚科学講座の山本真有子助教と佐野栄紀特任教授らの研究チーム
の論文が発表されました。

佐野栄紀特任教授らは、ワクチン接種後に皮膚症状が発現した患者の皮疹部を調べた結
果、COVID-19のスパイク蛋白(※)が検出されたことから、ワクチンの副作用として
「mRNAがコードするスパイク蛋白」が皮膚病態に関与している可能性を示唆しました。

※スパイク蛋白:ウイルスの表面にある突起状をしたタンパク質のこと。

本研究は皮膚での検討でしたが、今後臓器で発現するスパイクにおいても同様に証明する
ことができれば、mRNAワクチンによる「臓器別副作用」の証拠となりうるかもしれない
としています。

[参考] 高知大学Webサイト「佐野栄紀特任教授らの研究チームの論文」
https://www.kochi-u.ac.jp/information/2022090500015/

次号は、この「mRNAワクチン」の特性について、その危険性を取り上げてみます。

by Hirono

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(2)100年前の関東大震災から学び、将来の災害に備えよう!
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今年は、甚大な被害をもたらした関東大震災から100年にあたります。

過去の大災害から学び、地震・津波への備えに活用いただくために気象庁ホームページ内
に「関東大震災から100年」特設サイトを開設しました。

本サイトは、関東大震災について知っていただき、地震・津波への備えに活用いただくこ
とを目的に開設しました。

特に、中学生・高校生の皆様にも知っていただけるよう、以下の内容について整理して紹
介しておりますので、学校やご家庭での日頃の災害対策の見直しや、地域の防災教育等に
ご活用ください。

●関東大震災の概要
●気象庁が保管している当時の被害写真や実際の地震波形の写真
●首都直下地震等の関東地方で起こりうる地震の特徴
●地震・津波に備えるための知識、イベント情報
●関連する情報や関係機関ホームページへのリンク

気象庁 23.1.4 100年前の関東大震災から学び、将来の災害に備えよう!
https://www.jma.go.jp/jma/press/2301/04a/20230104_kantou100.html

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(3)12月の地震活動及び火山活動について
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●地震活動
全国で震度3以上を観測した地震の回数は14回で、このうち、最大震度4以上を観測し
た地震は3回でした。

日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は77回でした。

●火山活動
警報・予報事項に変更のあった火山はありません(2023年1月12日14時現在)。

気象庁 23.1.12 令和4年12月の地震活動及び火山活動について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2301/12a/2212jishin.html

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(4)12月の地殻変動
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2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。
この変動は、四国中部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因する
ものと推定しています。

石川県能登地方では、2020年12月頃から「能都」で南南西方向の変動が、「珠洲」で隆
起が見られるなど、この地域の地震活動とほぼ同期して地殻変動が観測されています。

硫黄島の受信機名、「硫黄島1」及び「M硫黄島A」では隆起が、「硫黄島2」で南向きの
変動が継続しています

西之島では、火砕丘周辺及び西側と北側に非干渉領域が見られます。

桜島周辺では、鹿児島(錦江)湾を挟む「鹿児島郡山」-「鹿児島福山」等の基線で2021
年11月頃から見られていたわずかな伸びは、2022年2月頃から停滞しています。
また、桜島島内の「桜島」-「鹿児島2」等の基線で2021年11月頃から見られていたわ
ずかな伸びは、2022年2月頃から停滞しています。

薩摩硫黄島では、「鹿児島三島」で2022年8月頃から見られていた西向きのわずかな変動
は、2022年11月頃から停滞しています。

国土地理院 23.1.12 令和4年12月の地殻変動
https://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2023-goudou0112.html

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第1位 12月19日 千葉県東方沖を震源とする最大震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/551674930335191/
第2位 12月18日 日向灘を震源とする最大震度4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/550783877090963/
第3位 12月29日 高知県東部を震源とする最大震度3の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/559259919576692/

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