Webマガジン 第211号  

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<WebマガジンSignalNow> 2022年4月15日・第211号
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(1)2分で読める防災コラム 第157回
   「医療災害」について
(2)3月の地震活動
(3)3月の地殻変動

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(1)2分で読める防災コラム 第157回
   「医療災害」について
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年度替わりの4月となり、当コラムもよりパワーアップするべく、リニューアルすることと
なりました。

これまでも当コラムは「防災」をテーマに、「地震・津波」だけではなく、備蓄やICT、線状
降水帯による大雨・豪雨災害、防災住宅、災害・緊急支援時ドローンなどに加え、2年前か
らは「新型コロナ」も1つの「災害」として取り扱ってきました。

今後は、それらを大きくまとめまして「命を守る防災コラム」としてパワーアップし、「命を
守るための情報」を幅広くお伝えしていきたいと思いますので、引き続きご愛読のほど、ど
うぞよろしくお願い申し上げます。

その第1回は、今だに終息しそうでしない、現在「災害」として大きな関心事でもある「新
型コロナ」に関連する「医療災害」についてです。

これも「命に関わること」ですので、真摯かつ丁寧に「1人でも多く、助かる命があれば」
という思いでお届けする次第です。

1.「医療災害」とは

「医療災害」という言葉をご存じでしょうか。

これは、ご自身が体験されたことをもとに「Y.T」さんが生み出した“重い”言葉でもありま
す。

医療によって起こる辛く、苦しく、時によっては「命に関わる災害」の1つです。

医療過誤・医療事故は、誤診・手術ミス・術後のケア不足などで発生し、多くの「医療裁
判」が日常的に行われています。

あるいは、急激な全身性のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)で死亡したという
ニュースを見ることも少なくありません。

それから「薬害」というのもあります。

戦後の「薬害事件」のいくつか挙げてみますと、次のように枚挙に暇がありません。(ごく一
部です)

(1) ジフテリア予防接種禍事件(1948年頃)
(2) ペニシリンによるショック死事件(1956年頃)
(3)「サリドマイド事件」サリドマイドによる四肢欠損等の障害(1962年頃)
(4)「スモン事件」キノホルムによる亜急性脊髄視神経症(1970年頃)
(5)「種痘禍事件」予防接種事故(1970年頃)
(6) 筋肉注射液による大腿四頭筋拘縮症(1973年頃)
(7)「薬害エイズ事件」血液製剤によるHIV感染(1983年頃)
(8)「C型肝炎事件」フィブリノゲン製剤(血液製剤)によるHCV感染(1987年頃)
(9) 陣痛促進剤による子宮破裂・胎児仮死(1988年頃)
(10)「MMR事件」MMRワクチンによる無菌性髄膜炎(1992年頃)

このような事件の数だけ、犠牲者(重篤な状態や命を失う方も)がおられるわけです。

これまでの「薬害事件」をこうして見ると、予防接種やワクチンによるものも少なくないと
いう「事実」がわかります。

2.教訓を生かし「防災」につなげるには

大きく「命を守る」という意味では、地震・津波の被害も、豪雨による水没も、「医療災害」
も同じく、「災害を防ぐ」ための「防災」が大切と思います。

これまでの多くの「医療災害」が教えてくれるのは、医師(医療関係者)も、病院も「間違
えたり、失敗したりもする」ということです。

医療関係者も人間なのですから、そんなことは当たり前なのですが、つい盲信してしまいが
ちです。

今は「セカンドオピニオン」という言葉もあります。

たとえどんな名医であっても、人間である以上は「間違えたり、失敗したりする可能性もあ
る」という「事実」を、まずは「前提として」認識しておきたいところです。

もっと言えば、国や政府も「健康被害補償制度」を作るぐらい、これまでたくさん「間違って
きた」わけです。

国や政府を相手取った「国家賠償責任訴訟」も、数多く起こされています。

これも「決して、国や政府を盲信してはいけない」という「教訓」であり、これを生かして
「防災」につなげたいものです。

3.「新型コロナ」に関連するワクチン接種被害について

先日、NHKでも「新型コロナワクチン」のリスクが、大きく番組報道されました。

この番組報道によりますと去年12月、新型コロナワクチンを製造するファイザー社とモデル
ナ社は、ワクチンの説明書を改訂しました。

それまでは「本剤との因果関係は不明であるが、本剤接種後に、心筋炎、心膜炎が報告され
ている」という表記だったものを、「心筋炎、心膜炎があらわれることがある」という表記に
変更したのです。

国とワクチンの専門家が接種後の副反応や体調不良を検討する報告会、「厚生科学審議会予防
接種・ワクチン分科会副反応検討部会」では、全国の各医療機関からワクチン接種後の心筋
炎、心膜炎の症状についての報告が上がってきています。

ある被害者が血液検査を行ったところ、体の炎症を測る数値が基準値の、およそ2倍、高い
ことがわかり、医師から「ワクチン接種後の心膜炎」という診断結果を告げられたそうです。

新型コロナワクチンを接種すると、ワクチンが細胞に取り込まれ、しばらくすると細胞から
「赤いトゲ」のような「ウイルスの遺伝情報をもとに作られた新型コロナの突起」が出てき
ます。

この突起を察知した免疫細胞から出てくる「抗体」が新型コロナの突起に付着して、細胞に
感染するのを防ぎますますが実はこの時、もう1つの反応が身体の中で起きます。

細胞がワクチンの成分を取り込むと、まるで本当に感染したときのように警報のような働き
をする物質が分泌されます。

その警報を受けて、本来なら体を守るはずの免疫細胞が過剰に活性化してしまい、そうして
暴走すると体内を傷つけてしまうリスクがあるのです。

こうしたことが「ワクチン接種後」に心臓で起こると、炎症が生じるのではないかと心臓の
専門医たちは推測しています。

[出典] NHK『新型コロナワクチン 接種後の「心筋炎・心膜炎」』

https://www.nhk.jp/p/asaichi/ts/KV93JMQRY8/blog/bl/pmD0J4b58m/bp/pnVYa66Oem/?fbclid=IwAR1-lHLZUzIKW1GrtSD9AFTSZgP2Xx0D4s1D_wS54_UkahRPFPYnrFt6JOQ

4.子どもたちへのワクチン接種について

もうすでにワクチン接種をした大人は別にして、今「子どもたちへのワクチン接種」が進め
られようとしています。

ワクチン接種開始時には「子どもは除く」とされていたのに、突如「承認された」と言い出
しましたが、何も以前と変わっていないのに、本当に安全なのでしょうか?

またそうまでして、ワクチンを接種しなければならないのでしょうか?

東日本大震災の時にサイレンが鳴り、学校の校庭に全生徒を集めたのに「高台に避難」せ
ず、全員の命が津波にのみ込まれた事件がありました。

大人の「正しい判断」が、子どもたちの命を救ったり、失わせてしまったりするのです。

「医療災害」が起きてしまってから後悔しても、取り返しがつきません。

ぜひ「5年先、10年先に医療災害を起こさぬため」にも、一旦立ち止まって慎重な判断の
上、「正しい選択」をしていただきたいものです。

これまでの教訓・情報が活かされ、これも1つの「防災」として、少しでも多くの命が救わ
れることを心より願うばかりです。

by Hirono

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(2)3月の地震活動について
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3月16日23時36分の福島県沖の地震(M7.4)により最大震度6強を観測し、死者3人などの
被害がありました。また、この地震の震源付近で、この地震の約2分前に発生した同日23時
34分のM6.1の地震により最大震度5弱を観測しました。

3月18日の岩手県沖の地震(M5.6)により最大震度5強を観測しました。この地震により、住
家一部破損1棟の被害がありました。

全国で震度3以上を観測した地震の回数は30回で、このうち、最大震度4以上を観測した地
震は11回でした。

日本及びその周辺におけるM4.0以上の地震の回数は195回でした。

気象庁 22.4.8 令和4年3月の地震活動及び火山活動について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2204/08a/2203jishin.html

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(3)3月の地殻変動
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3月16日23時36分に発生した福島県沖の地震(M7.4、最大震度6強)に伴い、震源域に近
い電子基準点「牡鹿」や「S石巻」で北向きに3cm程度、「宮城川崎」や「福島2」で東向き
に2cm程度、「楢葉A」や「小高」で南から西向きに1cm程度の地殻変動が、上下方向では
「牡鹿」や「S石巻」で2cm程度の隆起が牡鹿半島で見られるなど、宮城県や福島県を中心に
広い範囲で地殻変動が観測されました。

2020年夏頃から紀伊半島西部・四国東部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されて
います。この変動は、紀伊水道周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起
因するものと推定しています。

2019年春頃から四国中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動が観測されています。この変
動は、四国中部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因するものと推
定しています。

2020年夏頃から九州南部で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、最近は
停滞しているように見えます。この変動は、日向灘南部のプレート境界深部における長期的
ゆっくりすべりに起因するものと推定しています。

石川県能登地方では、2020年12月頃から「能都」で南南西方向の変動が、「珠洲」で隆起が
見られるなど、この地域の地震活動とほぼ同期して地殻変動が観測されています。

2022年2月頃から沖縄本島北西沖で発生している地震活動(最大地震3月17日M5.9)とほぼ
同期して、久米島の「具志川」で、南東方向にわずかな地殻変動が観測されています。

国土地理院 22.4.8 令和4年3月の地殻変動
https://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2022-goudou0408.html

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第1位 南西諸島周辺 大規模地震の発生確率 計算結果公表 地震調査委
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5271898076176166/
第2位 海底火山「噴火浅根」で噴火 船舶に警戒呼びかけ 気象庁
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5278129208886386/
第3位 地震活動が活発化 石川県能登地方 観測される“ある変化”
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/5297910253574948/

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