メールマガジン 第78号  

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<メールマガジンSignalNow> 2015年01月27日・第78号
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■■□―――――――――― INDEX ――――――――――□■■
(1)阪神大震災20年 活断層の予測なお困難 海の巨大地震引き金か
(2)第26回 火山防災ついて考える<Part1>
(3)南海トラフ:津波火災22都府県270件 名古屋大予測
(4)ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクト
(5)首都直下巨大地震の確率急上昇!
これは絶対に来る! 東京46% 横浜78% 埼玉51%
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(1)阪神大震災20年 活断層の予測なお困難 海の巨大地震引き金か
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発生から20年となった阪神大震災は、活断層の研究が本格化する契機とな
った。活断層による内陸地震は現在もなお予測困難だが、近年は海溝型巨
大地震との関連性が明らかになり、メカニズムの理解が徐々に進んでいる。

産経ニュース2015.01.19
http://www.sankei.com/affairs/news/150119/afr1501190004-n1.html?view=pc

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(2)第26回 火山防災について考える<Part1>
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今号から、御嶽山大噴火の記憶も生々しい「火山防災」について考えてい
きます。まず、そのPart1として、火山が噴火する原理を整理してみたい
と思います。

火山の噴火は、地下の岩石が溶けた1000度C前後の高温の流体であるマグ
マが地表にまで上昇し、表面にまで現れるか、地下水に接触したときに起
こる現象です。

◆火山噴火の原理

マントルは、地球深部にあり、高温で、高い圧力がかかっているため固体
です。固体のまま、氷河のように、ゆっくりと動き、マントル対流をして
います。

マントルの中に、周囲よりもさらに高温になる部分が発生すると、周囲よ
りわずかに軽くなり、ゆっくり上昇していきます。地下の浅い場所まで上
昇してくると、圧力が下がって、液体に溶融し、マグマになります。

マグマはマントルより軽いため、さらに上昇を続け、マントルと地殻の境
界に溜まり、これがマグマ溜りになります。さらに、地下浅いところまで
マグマが到達すると、マグマ中に溶け込んでいた揮発成分(水、炭酸ガス
など)が発泡し、体積が発泡前に比べ、数百倍から千倍近くにまで膨張し
て地表まで噴出、爆発的な噴火の主原因となります。

◆火山噴火の主な形態

火山ガスを多く含み、流動性が高い場合は、噴煙とともにマグマが幅広く、
高く吹き上がります。1986年の伊豆大島・三原山の噴火は、火口と山肌に
できた割れ目から間欠泉のようにマグマが吹き上がって、噴煙の最高値は
1万メートル以上に達しました。

流動性が低い場合には、火山灰や火山弾が大量に放出され、溶岩流の速度
は遅く、ゆっくりと押し出されるように流れてきます。
桜島や浅間山などに代表されるこのような噴火が、日本の火山では最も多
いタイプです。

また、日本では火砕流噴火も良く起こり、火山噴出物であるマグマ、火山
ガス、火山灰等の混合物が火砕流となって、高速(時には時速100kmを越
える)に、山体斜面を流れてきます。

地表に現れた溶岩がほとんど流れ下ることなく、その場でおわんを伏せた
ような半球状に固まった溶岩ドームを形成するタイプの噴火でも火砕流が
起こることがあり、ドーム内にガスが残っていたり、新たなマグマの噴出
やガス自体の圧力によってドームが崩壊した場合に発生します。
1990年の雲仙普賢岳の噴火は、このタイプの火砕流が複数回発生し、多大
な犠牲を出しました。

◆噴煙について

マグマと火山ガスの混合物が勢いよく、乱流状態で大気中に噴出するのが
噴煙で、噴煙の「もくもく」の一つひとつが乱流の渦です。
この渦によって、上昇途中に大気を十分に取り込むと、取り込まれた空気
が膨張し、大気より密度が小さくなるため、浮力によって上昇していくの
です。

逆に、噴出直後の噴煙中に大気を取り込めないと、地表に噴出した時点で
は大気より高密度の状態にあるため、噴煙は上昇とともに運動エネルギー
を失い、下降流(火砕流)となって流れ落ちます。

このような噴火前に現れる前兆現象をいち早く捕らえ、火山の特性にあっ
た対策を講じることで、被害を最小限に食い止めることが求められます。

来るべき噴火に備え、火山の特性把握、危険区域の想定、分析情報を反映
した防災対策策定、住民の防災意識向上の推進など、火山災害の軽減を目
指したいものです。

次号は、これらの火山噴火の特性を踏まえた「火山防災」について、より
具体的に考えていきたいと思います。

by Hirono

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(3)南海トラフ:津波火災22都府県270件 名古屋大予測
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東海から九州沖を震源域とする南海トラフ巨大地震が発生すると、千葉
から鹿児島までの22都府県で計約270件の津波火災が起きる可能性がある
との予測を、名古屋大減災連携研究センターの広井悠准教授(都市防災)
がまとめた。東日本大震災でも発生した津波火災は予測が難しく、具体
的な被害想定が示されるのは初めてとみられる。

毎日新聞2015.01.16
http://mainichi.jp/select/news/20150116k0000e040259000c.html?mode=PC

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(4)ひずみ集中帯の重点的調査観測・研究プロジェクト
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近年、平成16年10月の新潟県中越地震、平成19年3月の能登半島地震、
そして平成19年7月の新潟県中越沖地震等、顕著な被害地震が立て続け
に発生しており、これらはいずれも日本海東縁部等のひずみ集中帯と呼ば
れる地域で発生しております。
文部科学省の科学技術試験研究委託事業による委託業務「ひずみ集中帯の
重点的調査観測・研究」として(独)防災科学技術研究所を中心に、この
ひずみ集中帯の活構造を明らかにし、ここで発生する地震のメカニズムを
解明するとともに、震源断層モデルを構築します。

ひずみ集中帯と地震発生地域
http://www.hizumi.bosai.go.jp/

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(5)首都直下巨大地震の確率急上昇!
これは絶対に来る! 東京46% 横浜78% 埼玉51%
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何気ないニュースであるかのように、さらっと発表された最新版の地震発
生確率。だがそこには首都圏に忍び寄る巨大地震の恐怖が如実に反映され
ていた。いま日本が置かれている危機的状況の真実とは。

週刊現代2015.01.11
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41697

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第1位 吾妻山で地震増 火口周辺警戒を
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第2位 首都直下巨大地震の確率急上昇! これは絶対に来る!
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第3位 想像を絶するすさまじい地震・火災・避難の実態を記録した
知られざる阪神・淡路大震災の写真まとめ「1.17の記録」
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/903318669700817

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