メールマガジン 第127号  

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<メールマガジンSignalNow> 2017年2月11日・第127号
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(1)2分で読める防災コラム 第73回
災害・緊急支援時ドローンの実践・実証実験例の紹介
(2)内閣府 映像で学ぶ大規模地震の被害と対策
南海トラフ巨大地震・首都直下地震
(3)平成29年1月の地震活動及び火山活動について
(4)平成29年1月の地殻変動について

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(1)2分で読める防災コラム 第73回
災害・緊急支援時ドローンの実践・実証実験例の紹介
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前号に続き、災害・緊急支援時での活躍が大きく期待されるドローン
(無人航空機:無人で飛行可能な航空機の総称)の実践例、実証実験例
など、最新情報をお届けします。

1.ドローンを活用した災害対応実証実験

2017年2月11日、新宿駅周辺防災対策協議会のメンバーの5者(新宿
区、工学院大学、理経、損害保険ジャパン日本興亜、SOMPOリスケアマ
ネジメント)は、新宿西口エリアにおいて、災害時の情報収集や滞留者
誘導を目的としたドローン活用の実証実験を行います。
新宿中央公園から工学院大学までの距離約550mをドローンで飛行させな
がら、撮影した動画を無線通信で接続し、情報共有する実験です。

2.救急医療にドローンを活用する実証実験

2017年01月23日、福岡市の九州大伊都キャンパスにおいて、総務省の
支援のもと、一般社団法人救急医療・災害対応無人機等自動支援システ
ム活用推進協議会(EDAC)によって、救急医療にドローンを活用する実
証実験が行われました。
心臓の異変を感知するシャツタイプのウェアラブル端末を着用した人の
異常を端末が感知すると、自動的にスマートフォンアプリが作動して消
防へ通報し、GPS情報によってドローンが急患のいる現場へ飛ぶという
ものです。

3.土砂災害被害にドローンを活用する実証実験

今年の春頃をめどに、国家戦略特区して指定された東京・多摩地域にお
いて、山林や傾斜地が多い場所にドローンを飛行させ、土砂災害の状況
を確認したり、住民の安否を確かめたりする実証実験が予定されていま
す。
ドローンで計測したデータは、3Dデータ化され、上空写真では樹木な
どで隠れて見えない山の地表の地割れなどが把握できるようになるとの
ことです。

*多摩地域は昨年、台風9号の影響による崖崩れで西武多摩湖線が脱線
するなど、土砂災害の危険が多い地域です。

4.携帯大手2社が、災害時の中継局としてのドローンの活用実験

NTTドコモとソフトバンクはそれぞれ、災害時の中継局としてのドロ
ーン活用実験を開始することを発表しています。
NTTドコモは、上空約10メートルを飛行するドローンで、被災を免れ
た基地局からの電波を補足・増幅し、その周辺1キロ程度の範囲で、携
帯電話を使えるようにするというものです。
ソフトバンクは、熊本地震の際に、実際に、気球を使った中継局を打ち
上げて対応しましたが、これをドローンに置き換える実験を進めていく
予定です。

5.ドローンを活用した水難救助実験を東京消防庁が実施

昨年秋、東京消防庁は、東京都渋谷区の消防学校のプールで、溺れた人
にドローンが近づいて浮輪を投下し、水難救助隊が助け出す実験を行い
ました。
激流などで、流された場合でも追跡できるよう、浮輪にはGPS(全地球
測位システム)発信器を付け、追跡できることも確認されました。
東京消防庁では、周辺の温度を測るサーモカメラを搭載したドローンで、
行方不明者を捜し出すことも検討中とのことです。

6.ドローンを活用した津波避難広報の実証実験

昨年秋、仙台市は、津波発生時の行政による災害広報活動に、ドローン
を活用する実証実験を行いました。
内陸の災害対策本部から、沿岸部に対し、災害広報活動担当者の安全を
担保した上で広報を実施するため、ドローンを活用するというものです。
高出力スピーカーと撮影用カメラを搭載した大型ドローンを飛行させ、
広報と同時に、沿岸部の広域被災状況の確認も行われました。
実験では、ドローンに搭載したスピーカーからの広報の内容が、とても
クリアに聞こえたこと、広報車で周辺を走り回るよりも安全、有効であ
ることが確認されました。

以上、続々と「災害・緊急支援のドローン活用」が具体化していますね。
ドローン活用の実用化によって、災害・緊急時に、より多くの人命が救
われるようになるといいですね。
次号もお楽しみに!

by Hirono

 

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(2)内閣府 映像で学ぶ大規模地震の被害と対策
南海トラフ巨大地震・首都直下地震
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南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの大規模災害に備えるためには、
行政機関のみならず、民間事業者や国民一人ひとりの取組が不可欠です。
内閣府では、大規模地震の被害想定と対策について関係者の理解を深め、
自助・共助の取組みを促進すべく映像資料を作成しました。
ストリーミング版とダウンロード版が用意されていますので、各種訓練
や啓発活動等にご活用ください。

TEAM防災ジャパン 2016.9.28
https://bosaijapan.jp/library/nankai_shuto_movie/

 

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(3)平成29年1月の地震活動及び火山活動について
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1月に震度5弱以上を観測する地震はありませんでした。
(震度5弱以上の地震を観測しなかった月は平成28年3月以来です。)
全国で震度3以上を観測した地震の回数は13回、日本及びその周辺に
おけるM4.0以上の地震の回数は76回でした。

気象庁 17.2.8
http://www.jma.go.jp/jma/press/1702/08a/1701jishin.html

 

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(4)平成29年1月の地殻変動について
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東北地方太平洋沖地震後の余効変動が東日本の広い範囲で見られます。
東北及び関東では、2016年12月28日の茨城県北部の地震に伴う地殻変
動が見られます。
九州では、2016年4月14日以降の「2016年熊本地震」に伴う地殻変動
が見られます。
火山周辺では、硫黄島において継続的な地殻変動が見られます。

国土地理院 17.2.8
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2017-goudou0208.html

 

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□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
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第1位 1月22日 ソロモン諸島でM8.4の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1402199299812749/
第2位 1月28日 徳島県北部で震度3の地震
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1408906729142006/
第3位 桜島の今 2016年2月5日の噴火速報とその後
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1412192258813453/

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