メールマガジン 第126号  

⇒2017年01月11日・第125号      ⇒2016年12月27日・第124号      ⇒最新 一覧

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
<メールマガジンSignalNow> 2017年1月27日・第126号
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

――――――――― SignalNow 公式SNS ―――――――――――

Facebook1 https://www.facebook.com/SignalNow/
Facebook2 https://www.facebook.com/SignalNowEEW/
Twitter  https://twitter.com/ka23japan/
Google+  https://plus.google.com/u/0/b/102808364357144536789/

■■□――――――――― INDEX ――――――――――□■■

(1)2分で読める防災コラム 第72回
災害・緊急支援におけるドローンの可能性について
(2)海底断層、最大65m跳ね上がる…巨大津波発生/宮城
(3)12月の地震活動及び火山活動について

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(1)2分で読める防災コラム 第72回
災害・緊急支援におけるドローンの可能性について
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

今号は、最近よく見かけるドローン(マルチコプター)の災害・緊急支
援における活用方法とその可能性を取り上げてみます。

多くの重要な技術変革は「徐々に、そして突然に起きる」と言われます。
ドローンそのものは何十年も前からあり、現在のようなドローンも10年
前からありました。

この1-2年前から、ドローンによる空撮、測量などが、実際に商用利
用されるようになり、一気に注目度が増しました。

それに伴って、ドローンの技術進歩と普及が急速に進展し、現在は災害
時や緊急時での支援活用なども、検討されるようになっています。

現在、次のようなものが、災害・緊急時での支援活用として期待されて
います。

1.災害発生時に、いち早く現場の被災状況を確認するための空撮飛行。

2.無線スピーカーを搭載したドローンによる、避難命令、緊急避難情
報の連絡、伝達。

3.津波被害、河川氾濫地域における救助用浮袋の投下。

4.火山の噴火や河川の氾濫など、すぐには容易に人が立ち入れない状
況における、空中からの広い視野による行方不明者の捜索。

5.赤外線カメラとマイクを搭載したドローンで、倒壊した建物から助
けを求める被災者の声の集音と、建物や瓦礫の中にいる人影の探索。

6.山間部や道路が寸断された孤立地域への、緊急支援物資(水・食
料・医薬品)の搬送。

7.ドローンを通信中継機として飛ばして、通信が断絶した地域の通信
環境の回復。

8.のちの検証、再発防止等を検討するための資料映像の記録。

9.活火山の火口付近における調査に活用し、噴火のメカニズムの解析、
噴火予知に必要なデータの収集。

10.真に役立つ詳細な防災情報マップやハザードマップ(災害危険箇所
を示す地図)の制作。

実際に、熊本地震では、行方不明者捜索に向けた周辺の調査や、土砂崩
れで崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の状況確認などにも活用され
ました。

また、千葉県、埼玉県、大分県などの各地で、支援用ドローンの導入が
すでに始まっています。

NTTでは、電信柱が倒れたり、通線のための橋が決壊したりしている場
合に、ドローンを使って通線作業をする「作業ドローン」をすでに導入
しています。

報道ヘリの騒音で、救助作業に支障を来す場合なども、速やかにドロー
ンへ代替していくことが望まれますね。

災害時や緊急時にも、多くのドローンが活用され、もっとさまざまな支
援、貢献ができるようになると良いですね。
次号もお楽しみに!

by Hirono

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(2)海底断層、最大65m跳ね上がる…巨大津波発生/宮城
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

東日本大震災で、宮城県沖の海底断層が最大約65mずれ動いたとする研
究成果を、海洋研究開発機構などの研究チームがまとめ、1月11日に論
文が英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」(電子版)に掲載さ
れました。

研究チームは、地震前後の宮城県沖約200kmにある日本海溝付近の海底
地形の変化等をもとに地震の際に断層がどの程度動いたかを精密に計算。

その結果、海溝に近づくほど断層がずれる量が増え、平均で約62m、海
溝の最深部では約65m動いていたことが分かりました。

TEAM防災ジャパン 17.1.13
https://bosaijapan.jp/news/海底断層、最大65m跳ね上がる巨大津波発生/宮/

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
(3)12月の地震活動及び火山活動について
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

12月28日に茨城県北部でM6.3の地震(最大震度6弱)がありました。
この地震により、軽傷2人等の被害がありました。

熊本地震の活動は、全体として引き続き減衰傾向がみられますが、活動
は継続しています。

全国で震度3以上を観測した地震の回数は26回、日本及びその周辺に
おけるM4.0以上の地震の回数は99回でした。

気象庁 17.1.12
http://www.jma.go.jp/jma/press/1701/12a/1612jishin.html

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第1位 3日の地震で南海トラフ巨大地震が本格始動か
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1387803124585700/
第2位 大震災リスクどこでも 専門家「被害減らす意識を」
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1397828743583138/
第3位 国土地理院 過去20年間の日本列島の水平地殻変動を公開
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1399360416763304/

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
♪見守りケロタンからのお知らせ♪
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。

◆“SignalNow mobile for Android”販売中!
Android(TM)搭載のスマートフォン向けに開発した高度利用者向け
緊急地震速報アプリです。気象庁の新津波電文に対応し、津波警報・
注意報も通報することができます。
■Google Play Storeからダウンロードできます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nscjapan.signalnow
---------------------------━━━━★
◆SignalNow ProfessionalのDVD版はAmazonから購入いただけます!
1年版 2,160円(通常9,800円)。
DVD版のお求めはこちらから
http://amzn.to/1b8BhyZ
---------------------------━━━━★
◆新津波電文対応SignalNow Lite、販売中!!
気象庁の新津波電文に対応し、津波警報・注意報も通報することが
できます。「高度利用者向け緊急地震速報(予報)」を利用した通報
システムです。
http://www.estrat.co.jp/snlite.html
---------------------------━━━━★
◆抗菌・消臭 ハイブリッド光触媒「ギアタイト」
光の力(太陽光・室内光)で、空中噴霧・塗布して効果を発揮します。
100倍希釈噴霧用粉末「4g入り」10包セットで8,640円
http://amzn.to/17slOcS
---------------------------━━━━★
◆一般社団法人日本マルチコプター安全推進協会(JMSA)
小型無人機業界の健全な発展を願う有志により、2015年8月に設立
されました。
以来、全国各地で安全運用講習会を開催し、小型無人機操縦者の育成、
小型無人機運航管理者の養成、安全運航技術の啓発に努めています。
http://www.jmsa.or.jp/
・~・~・~・~・~・~・~・発行元・~・~・~・~・~・~・
ストラテジー株式会社
〒182-0023 東京都調布市染地2-14-50
SignalNowシリーズの開発・配信事業を行っています。
緊急地震速報 地震動の予報業務の許可事業者 許可第198号
http://www.estrat.co.jp/
・~・~・~・~・~・~・~・編 集・~・~・~・~・~・~・
株式会社小林洋行コミュニケーションズ SignalNowデスク
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-15-7
http://kobayashiyoko-com.jp/sn/
・~・~・~・メールマガジンの配信停止・配信先の変更・~・~・
次のアドレスからお手続きをお願いします。
https://www.kobayashiyoko-com.jp/sn/maga/form.php
※配信停止・配信先の変更は、配信リストの更新に数日かかるため、
配信停止後も数回配信されてしまうことがあります。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
このメルマガは、SignalNow シリーズをご利用いただき、メルマガ
送信に同意された皆様にお送りしております。
このメルマガは、等幅フォントで最適にご覧いただけます。
・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
このメールは送信専用アドレスにてお送りしています。
ご返送いただいても、対応いたしかねますのでご了承ください。
━━━━━━━━━━━━━Copyright 2017 Strategy Corporation.

ページのトップへ戻る