「オウンドメディアの作り方は?」
「オウンドメディア作成する際の費用はどのくらいかかる?」
オウンドメディアの作成手順は、以下です。
- 目的とコンセプトを決める
- ターゲット・ペルソナを設定する
- KPI・目標数値を設定する
- 運用体制・担当者を決める
- 必要な機能・要件を洗い出す
- サイトを作成する
- コンテンツを制作する
- コンテンツをアップして公開する
- SEO対策や集客施策を実施する
- 効果測定・分析を行う
費用については、テンプレート利用なら20万円台から、オリジナルデザインの場合は35万円~500万円と幅広い価格帯になっています。
今回は、「オウンドメディアの具体的な作成手順」や「費用相場と注意点」などについて詳しく解説していきます。
これからオウンドメディアの立ち上げを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
オウンドメディアの開設をご希望の方は小林洋行コミュニケーションズにご相談ください。
オウンドメディアを作成する手順
オウンドメディアを作成する手順は、以下の通りです。
- 目的とコンセプトを決める
- ターゲット・ペルソナを設定する
- KPI・目標数値を設定する
- 運用体制・担当者を決める
- 必要な機能・要件を洗い出す
- サイトを作成する
- コンテンツを制作する
- コンテンツをアップして公開する
- SEO対策や集客施策を実施する
- 効果測定・分析を行う
それぞれの手順について紹介していきます。
①目的とコンセプトを決める
オウンドメディアを成功させるためには、まず目的とコンセプトを明確に決めることが重要です。
目的とコンセプトを決める理由は、メディアの存在意義を明確にし、読者に価値を正しく伝えるためです。
コンセプトがないまま運営すると、デザインやコンテンツの方向性がブレて、誰に何を届けるメディアなのかが伝わりにくくなってしまいます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 課題の明確化 | 認知度向上、リード獲得など解決したい課題 |
| メディアの目的 | オウンドメディアで達成したい具体的な目標 |
| ターゲット設定 | 性別、年齢、職業、抱える悩みなどの属性 |
| 提供する内容 | 読者にとっての有益性や実用性 |
このように目的とコンセプトを明確にすることで、一貫性のあるメディア運営が可能になります。
②ターゲット・ペルソナを設定する
ペルソナを具体的に決めることで「誰に向けて情報を届けるか」が明確になり、読者のニーズに合った内容を作りやすくなります。
ターゲット・ペルソナを設定しないと、読者が本当に求めている情報とズレた記事ばかりになり、アクセスや反応が伸びません。
たとえば「40代男性・中小企業のWeb担当・東京都在住・SEOの知識は浅い・上司からサイト流入増加を求められている・予算には限りがある」といったペルソナを設定します。
こうすることで「初心者向けSEO用語解説」や「低予算でできるSEO施策」など、実際に役立つテーマが自然に見えてきます。
ターゲット・ペルソナを決める際は、以下の項目を参考にするようにしてください。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 年齢 | 20代後半、30代、40代 |
| 性別 | 男性、女性 |
| 職業 | 会社員、主婦、経営者 |
| 居住地 | 都市部、地方、海外 |
| 家族構成 | 既婚、未婚、子どもあり |
| 趣味・関心 | カフェ巡り、スポーツ、読書 |
| 悩み・課題 | 時間がない、情報が多すぎて困る |
| よく使う媒体 | スマホ、パソコン、SNS |
| 行動パターン | 朝活が好き、週末は家族と過ごす |
③KPI・目標数値を設定する
KPIとは「重要業績評価指標」という意味で、最終目標(KGI)を達成するための中間目標です。
たとえば「売上アップ」がKGIなら、「記事数」「訪問者数」「資料請求数」などがKPIになります。
具体例として、まず「月に〇本の記事を公開する」「検索順位を〇位以内にする」「訪問者数を〇人にする」といったKPIを決めます。
これらはオウンドメディアの成長段階ごとに変えることも大切です。
立ち上げ期は「記事数」、成長期は「検索順位」や「訪問者数」、成熟期は「コンバージョン数」など、段階ごとに注目する指標を変えます。
このようにKPIを設定すれば、運用の進み具合を見ながら改善策を考えやすくなります。
④運用体制・担当者を決める
運用体制を決める際は、まず必要な役割を明確にし、それぞれに責任者を配置することが大切です。
例えば、メディア全体を統括するWebディレクター、コンテンツを制作するライター、品質をチェックする編集者という最低限の3つの役割は必須となります。
また、SEO担当者やデザイナーなど、メディアの規模に応じて追加の役割も検討しましょう。
| 項目 | 内容 | 担当者例 |
|---|---|---|
| メディア責任者 | KPI管理・全体ディレクション | Webディレクター |
| コンテンツ制作 | 記事執筆・取材 | ライター |
| 品質管理 | 校正・編集・品質チェック | 編集者 |
| SEO対策 | キーワード調査・構成作成 | SEO担当者 |
| デザイン | 図表・イラスト・画像制作 | デザイナー |
自社のリソースや予算に合わせて、社内メンバーで担当するか外部に委託するかを判断することも重要です。
小規模な場合は一人が複数の役割を兼務することも可能ですが、継続的な運用を考えると専任体制が理想的です。
⑤ 必要な機能・要件の洗い出す
オウンドメディアを作るときは「必要な機能・要件」を最初にしっかり洗い出すことが大切です。
理由は、目的や運用体制に合った機能を決めておかないと、後から手戻りや無駄なコストが発生しやすくなるからです。
| 項目 | 具体例 |
|---|---|
| 記事管理機能 | CMS導入、記事追加・編集・削除 |
| 問い合わせ機能 | 問い合わせフォーム設置 |
| 検索・ナビ機能 | サイト内検索、カテゴリ・タグ |
| デザイン・レイアウト | スマホ対応、ブランドイメージに合うデザイン |
| ユーザー管理 | ログイン機能、編集権限の設定 |
| コンバージョン機能 | 資料ダウンロード、CTAボタン |
| 外部連携 | SNS連携、アクセス解析ツール |
| セキュリティ対策 | SSL対応、スパム対策 |
オウンドメディアの目的や運営体制を整理し、必要な機能・要件を表でまとめて決めることで、効率よくスムーズにメディアを作ることができます。
⑥サイトを作成する
まずメディア名やドメインを決めてから、サーバーやCMSを選び、サイト設計やデザインを行い、公開まで進める流れが一般的です。
サイト制作は、業者に依頼するか、WordPressなどのツールを使って自分で作るかの二つです。
自分で作る場合は、サーバー・ドメインの準備、サイト設計、デザイン、CMS導入などを行う必要があります。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| サーバー選び | レンタルサーバーを契約する。初心者向けサービスも多い |
| ドメイン取得 | 独自ドメインを取得し、サイトの住所にする |
| CMS導入 | WordPressなどのCMSを使うと管理が簡単になる |
| サイト構成設計 | トップページ、記事ページ、問い合わせページなどを決める |
| デザイン・テーマ選定 | テーマやテンプレートを選んで、見た目を整える |
| プラグイン導入 | 必要な機能を追加するためのプラグインを選ぶ |
| SSL設定 | サイトの安全性を高めるためにSSLを設定する |
| 初期設定 | サイトタイトルや説明文、基本設定を行う |
知識がなく作成が難しい場合は、サイト制作の会社に委託するのがおすすめです。
⑦コンテンツを制作する
コンテンツ制作は、計画的にキーワードから構成、執筆まで順序立てて進めることが重要です。
いきなり記事を書き始めてしまうと、ユーザーが求めている情報とずれてしまい、検索エンジンでも上位表示されにくくなってしまうからです。
コンテンツを作成する手順
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 対策キーワードを決める | 軸となるキーワードを調査し、検索ボリュームや競合性を確認する |
| 検索意図を考える | そのキーワードで検索するユーザーが何を知りたいのかを分析する |
| 記事構成を作る | ユーザーの疑問に答える順番で見出しや内容の流れを設計する |
| ライティングを行う | 構成に沿って、対策キーワードを適切に含めながら記事を執筆する |
初心者の方は、最初から完璧を目指さず、まずは基本の流れを覚えて実践することから始めるのがおすすめです。
⑧コンテンツをアップして公開する
WordPressなどのCMSを使う場合、まず記事内容を入力し、タイトルや見出し、画像の説明文(alt属性)を設定します。
その後、プレビューで内容を確認し、問題がなければ「公開」ボタンを押します。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| タイトル設定 | 読者が分かりやすいタイトルを付ける |
| 見出し設定 | h1やh2などの見出しを使い、内容を整理する |
| 本文入力 | 作成した構成に沿って本文を入力する |
| 画像設定 | 画像を挿入し、alt属性で説明文を入れる |
| プレビュー | 公開前に内容を確認する |
| 公開 | 問題なければ「公開」ボタンを押す |
公開後は、検索エンジンのクローラーがサイトを巡回し、情報を集めます。その後、集めたデータはインデックスされ、検索順位が決まります。
インデックスされるまでには、数時間から数日かかることが多いです。
⑨SEO対策や集客施策を実施する
オウンドメディアを公開した後は、SEO対策や集客施策をしっかり実施することが大切です。
なぜなら、公開しただけではユーザーに見つけてもらえず、成果につながりません。
| 施策 | 内容 |
|---|---|
| 記事のリライト | 情報を最新に更新し、分かりやすく修正する |
| メタ情報の最適化 | タイトルやディスクリプションを魅力的に調整する |
| SNSでのシェア | XやInstagramなどで記事を紹介する |
| メールマガジン配信 | 新着記事や人気記事を読者にメールで届ける |
| 外部リンク獲得 | 他サイトやブログからの紹介を増やす |
記事のリライトやキーワードの見直し、SNSでのシェア、メールマガジン配信などを組み合わせることで、アクセス数や認知度が高まります。
上記の施策を繰り返すことで、オウンドメディアの流入が着実に増えていきます。
⑩効果測定・分析を行う
定期的な効果測定と分析を行うことが、成果アップのために欠かせません。
Googleアナリティクスやサーチコンソールなどのツールを使い、PV数や滞在時間、直帰率、コンバージョン率などを確認します。
また、KPIやKGIを設定し、現状と目標のギャップを分析します。
さらに、ユーザーの行動データや検索順位、SNSでのシェア数もチェックしながら、仮説を立てて改善策を考えます。
このように、効果測定や分析を繰り返すことで、ユーザーニーズや課題が明確になり、より良いメディア運営が実現できます。
オウンドメディア作成する際の費用
オウンドメディアの制作費用は、20万~500万円と幅広くなっています。
その理由は、どこまで外部に依頼するか、どんなデザインやコンテンツを求めるかで大きく変わるからです。
| 費用項目 | 相場(参考価格) |
|---|---|
| 戦略設計・マーケ費 | 10万円~30万円 |
| デザイン・コーディング費 | 30万円~80万円 |
| CMSテンプレート利用 | 20万円~80万円 |
| オリジナルデザイン | 35万円~500万円 |
| コンテンツ制作費 | 2万円~100万円 |
テンプレートを使った簡単なサイトなら20万円台から作成できます。
オリジナルデザインや本格的なコンテンツ制作まで依頼すると、100万円、300万円、それ以上になることも珍しくありません。
さらに、戦略設計やマーケティング設計、デザイン、コーディングなど、工程ごとに費用が発生します。
自社でできる部分を増やせばコストを抑えることも可能ですが、知識や経験がない場合は外部のサポートを受けた方が安心です。
オウンドメディアを作成する際の注意点

オウンドメディアを作成する際の注意点は、以下の通りです。
- SEO対策を考慮する
- コンセプトの一貫性を保つ
- ユーザビリティを重視する
上記のポイントについて解説していきます。
SEO対策を考慮する
オウンドメディアを作る時は、SEO対策を行うことが重要です。
なぜなら、どんなに良いコンテンツを作っても、検索で見つけてもらえなければ意味がないからです。
SEO対策を行うことで、検索結果の上位に表示され、より多くの人にあなたのメディアを見てもらえるようになります。
- キーワードリサーチを徹底的に行う
- 検索意図に応えるコンテンツを制作する
- E-E-A-Tを意識した信頼性の高いコンテンツを作る
- クローラーを意識したサイト構造にする
- タイトルやメタ情報を最適化する
- ページの表示・読み込み速度を上げる
- モバイル対応を徹底する
- XMLサイトマップを作成する
- 内部リンクを適切に設置する
まずキーワード戦略をしっかり練ることが大切です。
ターゲットとなる読者がどんな言葉で検索するかを調べて、そのKWをタイトルや見出しに入れましょう。
また、質の高いコンテンツを作ることも重要で、読者の悩みを解決できる情報を提供する必要があります。
このように、SEO対策を意識してオウンドメディアを作ることが大切です。
コンセプトの一貫性を保つ
オウンドメディアを作成する際は「コンセプトの一貫性」を保つことがとても大切です。
コンセプトがぶれると記事ごとの方向性がバラバラになり、読者に伝わるメッセージも曖昧になってしまうからです。
例えば、健康について発信するメディアなのに、急にファッションや旅行の話題が混ざると、読者は「このサイトは何を伝えたいのか」と感じてしまいます。
一方、健康というテーマを軸に「食事」「運動」「睡眠」など関連する話題を一貫して発信すれば、読者は安心して情報を受け取ることができますし、信頼感も高まります。
ユーザビリティを重視する
オウンドメディアを作成する際は、ユーザビリティを最優先に考えるようにしましょう。
どれだけ質の高いコンテンツを用意しても、サイトが使いにくければユーザーは途中で離脱してしまうからです。
検索エンジンで上位表示されても、離脱率が高いサイトは順位が下がる可能性があります。
具体的には、直感的なナビゲーションを設置し、ユーザーが迷わず目的のコンテンツにたどり着けるようにすることが大切です。
さらに、スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスに対応したレスポンシブデザインの導入も必須です。
サイトマップの設置やCTAボタンの配置にも気を配り、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできる環境を整えましょう。
オウンドメディアの作り方に関するよくある質問
ここでは、オウンドメディアの作り方や運用に関してよく寄せられる質問について、Q&A形式でわかりやすく解説します。
立ち上げの期間や費用感、成功要因まで、事前に知っておきたいポイントをまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オウンドメディアの立ち上げまでどれくらいの期間がかかりますか?
オウンドメディアの立ち上げには、1~3ヶ月ほどかかることが多いです。
オウンドメディアを作るには、まず計画や戦略を考える時間が必要で、そのあとウェブサイトの設計や開発、コンテンツの制作、テストや最終確認など、いくつかのステップを順番に進めていくからです。
| ステップ | 目安の期間 |
|---|---|
| 計画・戦略立案 | 1〜2週間 |
| ウェブサイト設計・開発 | 3〜4週間 |
| 初期コンテンツ制作 | 2〜3週間 |
| テスト・最終確認 | 1〜2週間 |
| 合計 | 1〜3ヶ月 |
このように、オウンドメディアの立ち上げにはいくつかの段階があり、それぞれに時間がかかります。
そのため、全体として1~3ヶ月ほど見ておくと安心です。
オウンドメディアの運用を外注する際の費用はどのくらいですか?
オウンドメディアの運用を外注する場合、月額20万~100万円以上かかることが一般的です。依頼するサービスの内容や業者の規模によって大きく変わります。
| 依頼内容 | 費用相場(月額) |
|---|---|
| 記事制作のみ | 5万円~20万円 |
| コンテンツ制作+簡易コンサル | 20万円~50万円 |
| 本格的なコンテンツマーケ+SEO対策 | 50万円~100万円 |
| フルサポート(運用全体代行) | 100万円以上 |
たとえば、記事制作だけを依頼する場合は1本あたり数万円ですが、戦略設計や運用全体を任せると月額で数十万円から数百万円になることもあります。
オウンドメディア運用の外注費用は目的や依頼範囲によって大きく異なるため、事前に目的を明確にし、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
成功しているオウンドメディアの成功要因はなに?
成功しているオウンドメディアの成功要因は、明確な目的設定と継続的な改善サイクルの確立です。
- 明確な目的と成果指標の設定
- ターゲットペルソナの具体化
- ユーザーの課題解決に焦点を当てたコンテンツ作り
- 継続的な分析と改善サイクルの確立
- 長期的な視点での運営
オウンドメディアで成果を上げるためには、まず「何のためにメディアを運営するのか」を明確にする必要があります。
リード獲得、認知拡大、採用課題の解決など、企業によって目的は異なりますが、この目的が曖昧だと一貫性のないコンテンツになってしまうからです。
また、ターゲットを具体的に設定し、そのペルソナが抱える課題を解決するコンテンツを作ることが重要です。
つまり、オウンドメディアの成功には戦略的な設計と地道な改善の積み重ねが欠かせないのです。
まとめ
オウンドメディアの作成費用は、20万円から500万円と幅広く、立ち上げには1~3ヶ月程度の期間を要します。
今回紹介した作成手順と注意点を参考に、自社の目的に合ったオウンドメディアの設計と運営計画を立て、段階的に実行に移していきましょう。
オウンドメディアは長期的な視点での運営が成功の鍵となるため、焦らず着実に改善を重ねていくようにしてください。

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