メールマガジン 第135号  

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<メールマガジンSignalNow> 2017年6月11日・第135号
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(1)2分で読める防災コラム 第81回
「津波浸水・被害推計システム」について
(2)地震による強い揺れを正しく理解するための地震動の予測地図とは
(3)5月の地震活動及び火山活動について

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(1)2分で読める防災コラム 第81回
「津波浸水・被害推計システム」について
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2014年から、産学連携で共同開発が進められてきた「津波浸水・被害推
計システム」がついに完成しました。

これは、地震発生から30分以内に、スーパーコンピュータによってシミ
ュレーションし、津波による浸水被害を推計できる、世界初の最先端シ
ステムです。

このシステムは、東北大学 災害科学国際研究所(責任者:越村俊一教
授)を中心に、大阪大学やNEC、国際航業、エイツーらが共同開発し、
内閣府が運用する「総合防災情報システム」の1つとして稼働すること
になりました。

この事業は、2011年の「東北地方太平洋沖地震」津波災害の教訓から、
迅速な災害救援計画・体制の確立を目指した取組みの成果の1つです。

地震発生時の断層推定から、津波による浸水・被害推計、情報提供まで
を迅速に行い、日本の災害対応力強化に貢献するものです。

従来の手法だと数日かかっていた浸水・被害の想定が、30分以内で完了
することで、人・建物の被害可能性の把握や交通網を始めとするライフ
ラインの被害規模がすぐに把握でき、対応行動に移せます。

「南海トラフ地震」を想定した場合、地震発生直後に、総距離6,000Km
(静岡県から鹿児島県までの沿岸域)にも及ぶ範囲を、30mの格子サイ
ズで津波被害等の推計を可能にします。

地震によって引き起こされる「津波の高さ」を推定するため、地震発生
後10分以内に、震源断層モデルの即時推定を行います。

気象庁が公表する震源情報に加え、国土交通省国土地理院と東北大学大
学院理学研究科で共同開発を進めてきたリアルタイムGNSS(Global
Navigation Satellite Systems)観測データによる地殻変動検知技術等
を活用して行われます。

本システムの運用は2017年度後半が予定され、大規模な地震が発生した
際に、いち早く津波による広域的な被害を推定できることで、避難誘導
や政府機関等の迅速な対応が可能となります。

震災はいつか必ず発生します。
このような世界最先端のシステムにより、対応がより迅速に、緻密にな
っていくことが、被害を最小限にとどめてくれます。

今年度後半の本稼働が待ち遠しいですね!
次号もお楽しみに!

by Hirono

 

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(2)地震による強い揺れを正しく理解するための地震動の予測地図とは
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1995年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災を起こした地震)や2016年
熊本地震などのマグニチュード7程度の地震は、日本全国のどこかで毎
年発生しています。

しかし、阪神・淡路大震災のときも、熊本地震のときも、地元では地震
による強い揺れに見舞われる可能性が正しく理解されず、「自分の住ん
でいるところでは、まさか震災になるとは思わなかった」という声も聞
かれました。

地震調査研究推進本部は、このような間違った認識を改めてもらうとと
もに、日本中のどこでも強い揺れに見舞われる可能性があることを理解
してもらうため、科学的な証拠に基づく地震動の予測地図を策定する
ことにしました。

約10年かけてこの地図の第1版が完成し、現在では「全国地震動予測地
図」としてほぼ毎年発行されています。
最新版は2017年4月27日に公表されました。

そなえる防災 17.5.15
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20170501.html

 

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(3)5月の地震活動及び火山活動について
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全国で震度5弱以上を観測した地震はありませんでした。
震度3以上を観測した地震の回数は8回、日本及びその周辺における
M4.0以上の地震の回数は58回でした。

桜島では、昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲で、噴火に伴
う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

口永良部島では、新岳火口から概ね2kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描
いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

西之島では、火口から概ね1.5kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛
散する大きな噴石に警戒してください。

霧島山では、長期的に熱異常域の拡大や噴気の量の増加が認められてい
る中、硫黄山火口内で泥状の噴出物が確認されたことから、5月9日に
火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げ
ました。

気象庁 17.6.8
http://www.jma.go.jp/jma/press/1706/08a/1705jishin.html

 

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第1位 南海トラフ地震 地域の危険度に応じた対策を
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1538916322807712/
第2位 大地震なら最大5千人超犠牲か 京都府、日本海側断層で試算
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第3位 5月29日 インドネシアでM6.8の地震を観測
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1541853229180688/

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