メールマガジン 第120号  

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<メールマガジンSignalNow> 2016年10月27日・第120号
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(1)2分で読める防災コラム 第66回
鳥取中部地震について
(2)熊本地震において断層破壊防いだ可能性=阿蘇山マグマだまり
(3)首都圏地震、高層ビル揺れやすい地域を公表 地震調査委
(4)9月の地震活動及び火山活動について
(5)11月4日に緊急地震速報の訓練を行います 気象庁

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(1)2分で読める防災コラム 第66回
鳥取中部地震について
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今号は、急遽予定を変更し、2016年10月21日14時12分に、鳥取県
で発生した最大震度6弱の地震についてです。
被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

◆地震の概況

震源地は鳥取県中部(北緯35.4度、東経133.9度)で、震源の深さは
11km、地震の規模はM(マグニチュード)6.6(暫定値)とされます。

鳥取県で、震度6弱以上を観測したのは、2000年10月6日の「鳥取県
西部地震」以来で16年ぶりのことです。

鳥取県では、その後も地震が相次ぎ、震度1以上の体に揺れを感じる
地震が200回以上起きています。

京都大学防災研究所の西村卓也准教授によると、「今回の地震は、断
層が横にずれる『横ずれ』タイプ」で、内陸の直下型で、震源も浅か
ったため、真上では極めて大きな揺れを観測し、大きな被害が出るこ
とになったとのことです。

政府の地震調査委員会は、「これまで知られていない長さ10キロ以上
の断層がずれて起きた」としています。

鳥取県羽合(湯梨浜町)では、地震前と比べて、地盤が北北東へ約7
センチ動いたそうです。

防災科学技術研究所によると、瞬間的な揺れの強さを示す加速度は、
倉吉市で1494ガルと、熊本地震の1580ガルに迫る大きさでした。

◆鳥取県を含む山陰地方について

この山陰地方は、1943年の鳥取地震、2000年の鳥取県西部地震と、規
模の大きな地震が起きている「地震活動が活発な地域」とのことです。

今回の地震が発生した地域は、すでに去年から、体に揺れを感じる地
震を含む規模の小さな地震が増えていて、活発な活動が見られていた
そうです。

この地域に、規模の大きな活断層はあまり確認されていないものの、
GPSによる観測で、地殻のデータから「ひずみが集中している」ことが
わかっていたそうです。

◆被害の状況

倉吉市北栄町、湯梨浜町、三朝町の合わせて3万1900世帯で停電し、
山陽新幹線、鳥取県内のJR各線は全線で運転を見合わせる事態とな
りました。

断水も発生し、家屋被害は、全壊3棟、半壊2棟など、住民からの
届出が1500件を超え、壁や瓦屋根が崩れるなどが多発しました。
重軽傷者は、22人となっています。(10月24日現在)

そして現在も、数百人が、避難所での生活を余儀なくされています。
1日も早い、復旧をお祈り申し上げます。

by Hirono

 

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(2)熊本地震において断層破壊防いだ可能性=阿蘇山マグマだまり
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4月16日に発生した熊本地震の「本震」で、九州東部の断層が破壊され
るのを阿蘇山のマグマだまりが防いだ可能性が高いと、京都大の林愛明
教授らの研究グループが発表し、論文は20日付の米科学誌サイエンス
(電子版)に掲載されました。
論文は6月に書かれ、地震によって阿蘇山の噴火が早まる危険性を指摘
していました。今月8日には阿蘇山の中岳第1火口で36年ぶりに爆発的
噴火が発生し、研究グループは「今回の噴火と地震が直接関連している
か明らかではないが、論文の提言はある程度妥当性があった」としてい
ます。
研究グループは、横ずれから落ち込みに変わったのは阿蘇カルデラ北西
部の地下約6キロにあるマグマだまりによって、地震のエネルギーの方
向が変化したためと分析。
九州東部にエネルギーが波及するのを、マグマだまりがある程度防いだ
可能性があると結論付けました。
一方地震によってマグマだまりにエネルギーが蓄積されたり、新たなマ
グマの通り道ができたりした可能性があり、噴火リスクが高まったとも
指摘しました。

時事.com 16.10.21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102100055&g=soc
Science 16.10.20
http://science.sciencemag.org/content/early/2016/10/19/science.aah4629.full
http://www.sciencemag.org/news/2016/10/volcano-stopped-earthquake-its-tracks-scientists-say

 

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(3)首都圏地震、高層ビル揺れやすい地域を公表 地震調査委
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政府の地震調査委員会は10月12日、過去に関東大震災などを引き起こし
た相模トラフで再び巨大地震が起きた場合、各地の高層ビルが長周期地
震動によってどれくらい揺れるかをまとめた地図を公表しました。
東京湾岸沿いを中心に、東京都や千葉県、神奈川県のほか群馬県の一部
で、高層階は立っていられないほどの揺れに見舞われるという。
長周期地震動は、高層ビルなどを大きく長時間揺らすタイプの地震動。
調査委は、1923年の関東大震災(M7.9)と、同地域の過去最大級の地震
である1703年の元禄地震(M8.2)が再来したと想定し、コンピュータを
使って高層建築物の揺れを計算しました。

日本経済新聞 16.10.12
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12HB3_S6A011C1CC1000/
地震調査委員会 16.10.12
http://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/lpshm/16_choshuki/

 

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(4)9月の地震活動及び火山活動について
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熊本地震の活動は、全体として引き続き減衰傾向がみられます。
この活動で9月に最大震度4を2回観測しました。
9月26日に沖縄本島近海でM5.6の地震(最大震度5弱)がありましたが、
被害はありませんでした(総務省消防庁による)。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は29回、日本及びその周辺におけ
るM4.0以上の地震の回数は102回でした。

気象庁 16.10.12
http://www.jma.go.jp/jma/press/1610/11b/1609jishin.html

 

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(5)11月4日に緊急地震速報の訓練を行います 気象庁
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緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが来るまでの時間はごくわずか
です。その短い間に、あわてずに身を守り、その後に津波からの避難な
どの防災対応をとるためには日頃からの訓練が重要です。
このことから、平成20年度より緊急地震速報の全国的な訓練を年2回
実施しており、毎年第2回目の訓練は、国の機関や地方公共団体のほか、
学校、民間企業等や個人にも幅広く呼びかけて実施しております。
今年度第2回目の訓練は、下記のとおり実施しますので、積極的にご参
加ください。
なお、テレビやラジオ、携帯電話(緊急速報メール/エリアメール)
では、訓練用の緊急地震速報は放送又は報知されません。

また、弊社が提供している以下のソフトウェア製品も報知されません
のでご注意ください。
SignalNow Express
SignalNow Professional
SignalNow mobile for Android

    【実施日時】
平成28年11月4日(金) 10時00分頃
(気象庁からの訓練用緊急地震速報の配信時刻)

気象庁 16.9.20
http://www.jma.go.jp/jma/press/1609/20a/eewkunren1611.html

 

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第1位 阿蘇山が爆発的噴火 警戒レベルを3に引き上げ
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第2位 南海トラフ地震は「確実に近づいている」
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1299828106716536/
第3位 10月21日 鳥取県中部で震度6弱
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1300066646692682/

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