メールマガジン 第99号  

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<メールマガジンSignalNow> 2015年12月11日・第99号
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このメルマガも、いよいよ「第100号」が目前となりました。これを機に
新たな防災に向けたチャレンジを進める所存です。ぜひ、このメルマガや
弊社の事業や製品に対するご意見・ご要望がありましたら、メールでお寄
せください。受付期間は12月20日まで。

お寄せいただいた内容について、その一部または全部を匿名で本メルマガ
やホームページで公開することもありますこと、ご了承願います。
なお、抽選で100名の方にSignalNow Professionalのダウンロード版を
差し上げます。

抽選結果については、来年1月上旬に、当選メールの配信をもってご連絡
しますので、ふるってお寄せください。どうぞよろしくお願いします。
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(1)11月5日を「世界津波の日」に
(2)2分で読める防災コラム 第47回:建物の耐震性について<Part3>
(3)M7級の小田原地震 16世紀にも発生、70年周期か
(4)11月の地震活動及び火山活動について
(5)地震調査研究推進本部 関東地域の活断層の地域評価を修正

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(1)11月5日を「世界津波の日」に
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東日本大震災を受けて制定された「津波防災の日」の11月5日を「世界
津波の日」と定め、国際社会が津波の危険性を共有し被害を減らしていこ
うという、日本が提案した決議案が、国連総会の委員会で全会一致で採択
されました。
11月5日を「世界津波の日」に指定することは、1854年11月5日に和歌
山県で起きた大津波の際に、村人が自らの収穫した稲むらに火をつけるこ
とで早期に警報を発し、避難させたことにより村民の命を救い、被災地の
より良い復興に尽力した「稲むらの火」の逸話に由来します。

外務省 2015.12.5
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_001613.html

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(2)2分で読める防災コラム 第47回
建物の耐震性について<Part3>
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「建物の耐震性について」のPart1と2では、地盤、地耐力ごとの基礎の
選定、ボーリング調査、直接基礎と杭基礎の種類などについて述べました。

Part3では、いよいよ建物の根幹となる「杭基礎の工法の種類について」
です。

◆杭基礎の工法の種類について

1.既製杭工法
既製の杭を地盤に打ち込む工法で、既製の杭の長さが不適切ですと、短く
て足りない(地盤に届かない)といったことが起こり得ます。

(1)打込み杭:打撃工法、バイブロハンマ工法
打込み杭工法は、ハンマの打撃力により既製杭を地中に打込む工法です。

(2)埋込み杭:中堀り杭工法、プレボーリング杭工法、鋼管ソイルセメ
ント杭工法、回転杭工法
所定の深度まで地盤を掘削し、既成杭を建込み・挿入する工法です。

既製杭工法の場合、もし、杭の長さが不足した場合には、杭の接続という
「足りない長さを同種の杭で(溶接して)継ぎ足す」作業をすることに
なっています。

しかし、今問題になっているマンションなどの杭工法は、支持層に届い
ていないことを知っていながら、杭を継ぎ足さず、データの改ざんに及
んだわけです。

建築基準法施行令の第38条は「建築物の基礎は、建築物に作用する荷重
及び外力を安全に地盤に伝え、かつ地盤の沈下又は変形に対して構造耐
力上安全なものとしなければならない」としています。

38条に違反すると、確認済証は交付されませんし、設計者あるいは施工
者は「三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金」となります。

2.場所打ち杭工法
建築現場で組んだ円筒状の鉄筋を掘削した地盤の中に落とし込み、後か
らコンクリートを穴の中に流し込み、固めて杭を形成する工法で、継目
のない杭の施工が行えます。

(1)機械掘削工法:オールケーシング工法、リバース工法、アースド
リル工法
杭の長さの調整が比較的容易で、掘削土砂の確認により、中間層や支持
層の土質を見られる反面、泥水処理、排土処理が必要となります。

(2)人力掘削工法:深礎工法
傾斜地や狭い場所でも施工可能な、人力掘削による場所打ち杭工法の中
でもっとも古い工法です。

◆杭の材質と形状によっても、次のように、工法が分類できます。
1.鋼管:鋼管杭/H型鋼管
2.コンクリート杭:既成杭/場所打ち杭
3.合成杭:鋼管ソイルセメント杭/SC杭

<出典>
社団法人 日本道路協会 杭基礎設計便覧
http://www.road.or.jp/event/course_old.html#dks

建物の「基礎」は、耐震性の根幹となる部分ですので、自分が住んでい
る(これから住もうとしている)住宅の「基礎がどうなっているのか」
も知っておきたいものですね。

次号は、いよいよメールマガジン第100号(このコラムは連載第48回)
です。お楽しみに!

by Hirono

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(3)M7級の小田原地震 16世紀にも発生、70年周期か
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江戸時代から現在までの約400年間、関東地方では神奈川県西部を震源に、
同県小田原市周辺に大被害をもたらす「小田原地震」がたびたび発生して
きました。
小田原地震を時系列に並べてみると、発生間隔が似通っていることが分か
ります。60~79年の幅で、平均は70年となります。そして最後の関東大
震災から、既に92年が経過しています。
これが次の小田原地震の切迫を意味するのか、間隔の考え方が間違いなの
か判断は難しいところですが、住民が高い防災意識を維持すべきであるこ
とは間違いありません。

産経ニュース 2015.11.23
http://www.sankei.com/affairs/news/151123/afr1511230007-n1.html

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(4)11月の地震活動及び火山活動について
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11月14日5時51分に薩摩半島西方沖でM7.1の地震が発生し、佐賀県白石
町、鹿児島市などで最大震度4を観測しました。この地震により、鹿児
島県トカラ列島の中之島で30cmの津波を観測しました。
全国で震度3以上を観測した地震の回数は18回、日本及びその周辺に
おけるM4.0以上の地震の回数は129回でした。
東北地方太平洋沖地震の余震は、次第に少なくなってきているものの、
当分の間、本震発生前に比べ活発な地震活動が続くと考えられ、注意が
必要です。最大震度4以上を観測した地震が2回、震度1以上を観測した
地震は53回発生するなど、引き続き岩手県から千葉県北東部にかけての
沿岸及びその沖合の広い範囲で発生しました。

気象庁 2015.12.8
http://www.jma.go.jp/jma/press/1512/08a/1511jishin.html

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(5)地震調査研究推進本部 関東地域の活断層の地域評価を修正
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地震調査研究推進本部(文科省)では、陸域及び沿岸海域に分布し、M6.8
以上の地震を引き起こす可能性のある活断層について、対象とする地域毎
に総合的に評価した「活断層の地域評価」を公表していますが、関東地域
の活断層の地域評価が一部修正されました。

地震本部 2015.11.27
http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/regional_evaluation/

 

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□■■ ~最近のFacebook「いいね!」トップ3~ ■■□
第1位 M7級の小田原地震 16世紀にも発生、70年周期か
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1065531973479485/
第2位 西之島噴火 100年で4番目の規模で面積12倍に
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1066064900092859/
第3位 蔵王山で火山性微動を観測 注意呼びかけ
https://www.facebook.com/SignalNow/posts/1068330463199636/

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